最近のそうちゃん
どうも、お久しぶりです、そうです。
梅雨ですね。ここ一週間ずっと雨が降っていますね。
雨は割と好きなんですけど、ただものすごく眠くなってしまうのが懸念するところですよね。
最近の私についてお話ししたいと思います。
私はこの間とある大学の数学科の三年次編入試験を受けてきました。
今私は大学で応用数学を専攻してるのですが、純粋数学の方を深く学びたいなと思ったのと、自信をつけるためです。
自信をつけるためと言ってもそこから二つに派生します。
一つ目は、今回受けた大学が有名大学ということです。私は数学に対してとても自信がなく、現時点で「数学が好きだ!」と公言できないのです。数学に対して実績もなければ、今の学歴で数学が好きだと言っても説得力に欠けると思ったのです。
少し前までは数学が好きだと言えなくても、今自分がいる環境で自分らしく頑張っていくことが大事だと思っていました。楽しく数学を勉強できていれば問題ないし、大学の中では数学で一番をとっていればいい、と思っていました。
ですが、数学を好きだと言いたい、数学ができる人なんだと思ってもらいたい、いろんな人に認めてもらいたいと思うようになりました。
本当は数学が全くできないからこそ生まれた、見栄です。
実際のところ、本当に数学が好きなのかもわかりません。というか現時点で、数学が好きだと言うなんて正直おこがましいと思っています。
なので、有名大学の数学科に入れば、「あ、そうちゃんは数学ができる子なんだな」という評価がもらえると思ったのです。実際にできるかどうかという証明は無しに、そんな簡単に周りからそう評価してもらえると思ったのです。
二つ目は、今の私には何も無いということです。
学歴も中途半端で、何か特技があるわけでもなく、バイトはやっているけど、忙しくやっているわけでは無い。サークルも入っていないし、話も面白く無い。趣味も何も無いし、やりたいことが特別あるわけでも無い。私には何も無いなと最近思い始めたのです。
「そうちゃんと話していても面白く無いな」ときっと思っている人も、多いはずです。
でも数学だけはできるようになりたいなと思ったのです。まだ私は数学ができるようになっていない、満足できる自分になっていない。そう思うと他のことに興味が全く湧かないのです。
他に何かやろうと考えても、「でもそれやる時間があったら数学ができるように何かしたいな」と考えてしまうのです。
それは悪いとは思わないんですけど、でも、そういう風に一つのことにしがみついてしまうのはとても危険なことのように思うのです。
でも今はそう考えることしかできないなら、数学ができる人だと思ってもらうしか無いなと思いました。
そうすれば自信がつくと思いました。
これが私が数学科を受験した理由です。
結果は、落ちました。
敗因はよくわかっています。勉強しながらも「何か私がやっていることは違う気がする」とは思っていました。
私が勉強していて思ったのは、工学部と数学科の数学は違うなと思いました。
編入試験を受けるにあたって、編入試験の参考書というものを購入したのですが、これらはどうも、工学部向けの数学の問題がたくさん入っていたように思います。
そのことに薄々気づきながらも、試験まであと少しでしたし、他に何をやればいいのかもわからなかったのでそれを勉強するしかありませんでした。つまり私は本当の意味では勉強していなかったのです。勉強しているふりをずっとしていたのです。
でも、今回受けて思ったのは、私は大学数学について全く理解していないということです。
私は通っている大学では好成績を収めていたので、天狗になっていました。
私は全く解けませんでした。理解していませんでした。
そして私のいけないところは、さっきも言ったように一つのことしか集中できないということです。私は編入試験について全く自信がないというか、違和感があったので、他のことを捨てるという行為に及びました。
他のことを捨てれば、編入試験に力を注いでいる気がするし、それだけ力を注いでいれば受かるだろう、だなんて愚かなことを考えていました。気休めのためには私は様々なものを捨てました。
まず、編入試験前の何週間かはほとんど学校に行っていません。出席がまずいと思います。
頑張っていた大学数学も多分今は追いついける自信がありません。
こういうことがあるから私はきっと数学が好きではないんだと思います。本当に好きだったら、こんなことは絶対にしないと思います。本当に好きなら、編入試験対策もしつつ、大学数学もこなすと思います。
自己嫌悪に陥りますね。
なので編入試験が終わったというのに、追いついていないことを実感するのが怖くて、大学にいけていません。アホですね。
私は結局のところ、努力するのが苦手なんですね。
この間友達とご飯に行ったとき、友達がこんなことを言っていました。
『現状維持は下がっていく』
ということです。本当にそうだなと思いました。
今の私にはやることなんていっぱいあります。
まず遅れている大学数学の取り戻しと、他のことに興味を持つということです。
結局自信がないということは恋愛にも繋がってくるんですよね。
自信がないと、相手に嫌われるのが怖くて、自分の話をすることがないです。
そうすると相手は「俺といても楽しくないのかな」「俺に心を開いてくれてないな」と思うでしょう。
自信がなくても、コミュニケーションはちゃんと取るようになりたいですが。